2018年新春西日本旅行4日目

4日目概要

広島→あき亀山→広島→三次→備後落合→宍道出雲市-出雲大社-電鉄大社前→電鉄出雲市

4日目(2018-01-08 Mo./Ho.)

朝7時くらいに広島駅へ。まずは可部線の壁駅以遠の延伸区間を乗りに行く。可部線も終点まで乗ると片道40分くらいなので、この後で乗りたい芸備線の快速みよしライナーにギリギリ接続できる電車ではなく、数本余裕がある電車を選んだらこんな時間になってしまった。

途中駅止まりの可部線を1本見送り、あき亀山駅行の電車まで少し時間があったので、改札内の立ち食いうどんを食する。今回は牛すじうどん+がんす天トッピング。
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朝から重めのうどんだ。がんす天は魚の擂り身に塩胡椒などのスパイス多めにしてフライ状にしたものであった。昨日のじゃこカツみたいな感じだが、違いは味の濃さだ。がんす天の方が味が濃い。

あき亀山駅行きの電車に乗り込む。いくつかの駅で対向列車との行き違いを繰り返しながら、まずは可部駅に到着。ここから先が延伸区間だが、あっという間に終点のあき亀山駅に着いてしまった。終点には電車を何編成か泊めておける線路があるが、いずれも力強い車止めが設置されている。
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ここは無人駅でICOCAの簡易IC改札があるのみで、駅前に何の店も見あたらず。住宅地に延伸してきた感じで、ここからさらに再延伸するような用地確保されている気配はない。雨も降ってきたので電車を1本見送ることも諦め、乗ってきた電車で広島駅方面へ。

気まぐれで河戸帆待川駅で下車。駅前にスーパーマーケットとホームセンターがあるくらい。今日は休日だから誰も見あたらないが、スーツを着た若者が4人で次の電車を待っていた。そういえば広島駅で袴や振袖の若者も見かけたのは、今日が広島市の成人式だからだ。

広島駅に戻ってきて、芸備線の快速みよしライナーを待つ。なお呉線直通の瀬戸内マリンビューが先に出発していった。
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快速みよしライナーに乗って三次駅まで向かう。キハ48の2両編成だったが、すれ違う列車はキハ120の2両編成のこともあった。
三次駅では次の備後落合駅行きまでの100分待ちだったので、昼食を探しに駅を出て歩く。こういうときは少し歩けばショッピングセンターかスーパーマーケットがあり、店内にイートインコーナーがあることが期待される。フードコートがあり、安直にお好み焼きを頼む。そばたっぷりの豚玉だ。
三次駅に戻り、備後落合駅行きのキハ120に乗り込む。最初は10数人程度の乗客だったが、広島駅からの接続列車からの乗客をさらに10人程度乗せて、昨日乗った区間を逆方向に向かう。

備後落合駅に定刻で到着し、雨降る中で木次線の列車が到着するのを待つ。
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昨日と同じ時間なので、昨日見かけたボランティアの方が今日もいる。昼間はこれだけ旅行者がいるけど、朝とか夕方とかも木次線の説明をしてくれたりするのだろうか。もともと備後落合駅で機関士をしていたとかで、駅近くに住んでいるからできることなのだろう。木次線の列車進行方向左側を見ると、おろちループが見えたり、三段スイッチバックが上から下まで見られますよ、といった情報を信じてそっち側に座る。

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木次線はいくつかの駅を通りながらスイッチバックを堪能し、たしか出雲八代駅で乗客が乗り込む前に出発したが駅長か誰かが走ってきて急停車してコックでドア開して客扱いしたりするイベントがあった。これはそもそも列車が入線して停車してから、おもむろに待合室の老婆が立ち上がろうとし始めたように見えたから、待合室から出ようとした時点でドア閉してたしな。

日も落ちた宍道駅に到着し、宍道湖畔まで徒歩5分程度ということで歩いてみたが、暗すぎて何も写真が撮れない。湖畔に光るものは出雲空港の滑走路などの誘導灯だった。
宍道駅から出雲市駅までの移動は、各駅停車で移動するか、先発する特急やくもを1区間だけ使うかの選択になった。各駅停車だと青春18きっぷで移動できるが、途中駅で対向列車待ちがあり10分近く停車していることが気になりだした。一方で宍道出雲市の自由席特急券+乗車券を買って特急やくもに乗ると、出雲市駅前バス停18時30分発の出雲大社方面の路線バスに間に合う。

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出雲市駅前を18時30分に出発するバスはイオンや病院を経由しながら、30分ほどで出雲大社前に到着する。雨が本降りになり、使い古した折り畳み傘はたまに雨漏りし始める。20時までは本殿(?)の門が開いているが、このような天気では誰もいない。フラッシュを焚いて写真を撮るのも憚られ、自然光だけで撮影してみたがうまく写るわけもない。お参りだけする。

来た道を戻り、さきほど下りたバス停を通り過ぎ、参道を一畑電車の駅まで歩いていく。19時ではどの店も閉まっており、出雲大社前駅までたどり着いてしまった。
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券売機で電鉄出雲市駅までの切符を買い、待合室の中央にあるストーブで暖まりつつ、改札を待つも、出発5分前になってもアナウンスの気配がない。改札口の木戸を手で開いて車両へ向かい、ボタンで開閉する方式のドアを開ける。乗客は4名くらいだった。これで一畑電車の路線も全部乗った。

出雲市駅前まで戻り、列車内で予約したカーシェアの車で徒歩20分程度のゲームセンターに足跡を付けてくる。雨が降っていなかったら徒歩で往復してもそれほどの距離ではない。
駅前の居酒屋に入って軽く飲んだりする。サバの刺身とか珍しいね。