いろいろあって1月まるっと有給休暇を取ることにしたので、普段ではなかなかできない長期旅行をしようと思った。行先の候補は中国地方か九州地方かの二択に絞られ、九州地方は熊本周辺の豪雨被害や地震被害などがもう少し復旧してからのほうがいいのではないか、と勝手に思い込んで中国地方にした。
ここ何年かはbeatmania IIDXというゲームが稼働しているゲームセンターを主眼とした遠征ばかりしていたので、初心に戻って鉄道未乗区間乗りつぶしをすることにした。
上図が2017年末時点でのJR西日本（兵庫県以西）のJR未乗区間と認識していた路線群だ。あとから記録を見返したら、加古川線（加古川～谷川）は乗車済みだったのが悔やまれる。少し違った旅程が組めたかもしれない。たぶん山陽電車の飾磨～山陽網干を乗りつぶすくらいはできた。
1日目概要
成田空港→関西国際空港→イオンモール和歌山→奈良市新大宮泊
天気：関西は雨がち
1日目(2018-01-05 Fr.)
まずはLCCのPeachで成田空港から関西国際空港に飛ぶ。平日だし朝の便だし1か月前に予約したし、片道6,000円弱というのは破格だ。JetStarやVanilla Airのつもりで第3ターミナルまで到着した時点で、Peachは第1ターミナルであることに気付く。出発75分前だったので、チェックイン期限の出発30分前にはまだ余裕がある。落ち着いて第2ターミナルまで戻って、第1ターミナル行の連絡バスに乗ればいい。Peachのチェックイン端末に着いたのは出発50分前で一安心だ。
セキュリティチェックを通り、搭乗バス待ちをしていると不意に緊急地震速報のアラームが鳴り響く。言うほど揺れなかったので滑走路や離陸に影響はなかったのだが、茨城の震度3と富山の震度3が同時刻に発生してfalse positive的に速報を出したのだということが後程分かった。
定刻に航空機の扉は閉まったのだが、離陸待ちの他航空機が8機以上の列を成したために離陸まで数十分を要することとなった。隣の20歳前後に見受けられる女性が離陸待ちから上昇中までずっとLINEやツムツムの操作をしており、電波を発信しない状態の端末ゼロという理想はなし崩し的に遵守されていないのだ。航空機が上昇したらどのタイミングで電波掴めなくなるんだろうな。
関西国際空港には10分程度の遅れで着陸。離陸に手間取った時間から見ると遅れが回復している。関西国際空港に来るのはJR路線の乗りつぶしで10年以上前以来で、空港施設自体を使うのは初めてだ。第2ターミナルはLCC専用のようで、そこから第1ターミナルへの連絡バスを使って関西空港駅に着く。
ここから未乗区間である南海電車のほうの路線に乗る。泉佐野駅で乗り換えて和歌山大学前（ふじと台）駅へ。
和歌山大学前（ふじと台）駅に来た目的は、駅前のイオンモール和歌山にあるユーズランド和歌山というゲームセンター。ここにはグルーヴコースター3EXというゲームが2台稼働しており、ちょうど当日(1/5)からオンラインミニイベントが始まるというタイミングだった。オンラインイベントでは、都道府県マッチング回数によってゲーム内称号が得られる仕組みがあり、和歌山県とのマッチング回数は年末時点で7回。あと3回マッチングすれば称号獲得だ。このマッチングという仕組みは、同店舗から2人同時にマッチングした場合も互いに1回ずつカウントされる仕様になっている。和歌山は稼働店舗も少なく、結果的にマッチング機会が少ないのでなかなか苦戦していたのだ。みずから複数台設置店舗に乗り込んでしまえば、あとはマッチングできるかというタイミング次第だ。2台とも1人で占有する形になるが、どちらの筐体にも100円入れてるわけで、待ち客がいなければ許容範囲であろう？
あとばbeatmaniaIIDXと電車でGO!!を遊んで、ユーズランド和歌山を後にする。
あとは今日の宿泊場所である奈良市の新大宮駅そばにあるホテルまで移動するだけだ。この場所を選んだ理由は、駅から徒歩圏内にラウンドワン奈良があるためで、ここで前述のグルーヴコースター奈良県称号をあわよくば狙っていた。この称号は去年のうちにマッチングで獲得できてしまったので、結果オーライなのだ。普通に移動してもつまらないので、民鉄の未乗区間を乗りつぶしながら新大宮駅まで移動することにした。
まずは南海貝塚駅で乗り換えて、水間鉄道の貝塚駅→水間観音駅を乗車。
鉄道むすめも居たな。
そのまま折り返すのもつまらないので、駅名のもとになった水間観音こと水間寺まで来た。徒歩10分くらい？
境内は三が日も終わって夕方だったこともあり、出店も店じまいしてた。
ここからは水間鉄道で水間観音駅→貝塚駅、南海で貝塚駅→岸里玉出駅→汐見橋駅、地下鉄で桜川駅→阿波座駅→長田駅、近鉄に直通して学研奈良登美ヶ丘駅、折り返して生駒駅→新大宮駅。
