フェリー経由帰省1日目

1日目概要

東京駅-水戸駅-アクアワールド大洗-めんたいパーク-大洗フェリーターミナル

1日目(2018/01/15 Mo.)

まずは「パシフィック・ストーリー」を購入するために、JRバス関東の東京駅八重洲南口のカウンターへ向かう。あらかじめ本日の夕方便(19:45発)の乗船予約をしてある旨を伝えて、9,990円を支払うとクーポンが引き渡される。部屋のランクをグレードアップする場合は、乗船手続き時に差額を支払うように案内される。
このあとは東京駅周辺で特に用事もなかったので、さっさと水戸駅方面に向かうことにする。次の「みと号」は9:40発の便なので、そのままバスに乗車するために4番バス停へ。運転手に日付印のスタンプを押され、下車時にクーポンを渡すように言われる。「みと号」は座席指定制ではなく、座席定員制なので、便の予約をせずに、目の前のバスにすぐに乗れるのが良い。乗車できる「みと号」は当日の15:30発の便までであればどのバスでもよい。これより遅いバスは、フェリーの乗船手続き締切り時間に間に合わない。

平日のこの時間のバスは高速道路などの渋滞もなく、水戸駅北口8番バス停に定刻11:33到着。乗り継ぐ50系統は3番バス停から乗ることができる。ちょうど11:34発の便が出発するところだった。

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11:34の便がガルパンラッピングだった。

次の12:34発の便までの時間つぶしで、水戸駅南口まで歩き、セガ水戸で遊んで時間をつぶす。

50系統の那珂湊駅行き12:34発のバスに乗る。

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2人がけの椅子がそれぞれ前後に少しズラされていた。面白い作りだ。

このバスは大洗フェリーターミナル前に乗り入れない。乗り入れるバスは17:24発と18:09発の2本だけである。フェリーの出発時刻にはまだ余裕があるから、このバスでアクアワールド大洗に行って観光しよう。
途中、曲松などがある商店街を50系統のバスが通っていくところは周りの店を見てキャラクターの立て看板があるかどうか確認してしまう。その後、バスはゴルフ場の入り口を左折した。もしかしてこのゴルフ場が劇場版序盤のゴルフ場なのか? 大洗派出所~アクアワールド大洗の運賃280円を支払って、クーポンを手渡して下車。

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アクアワールド大洗はガールズ&パンツァーの劇場版で見て以来の初訪問だなと思っていたが、中に入ってみると既視感があった。そういえば10年近く前に社員旅行で来たような気がする。そのとき泊まった宿がどこかはすっかり忘れてしまったけど、大洗ホテルか、あるいは大洗シーサイドホテルだったら楽しいことになるなあ。

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冷泉麻子の特別住民票がアクアワールド内に展示されていたので、せっかくなので写真を撮ろう。

アクアワールド大洗から、フェリーターミナル方面に戻るには大きく4通りの方法がある。1つ目は50系統の茨城交通バスで大洗派出所バス停まで戻る方法、2つ目は大洗町循環バス「海遊号」で永町バス停まで乗っていく方法、3つ目は徒歩、4つ目はタクシーである。2つ目の「海遊号」は1乗車100円なので是非使っていきたいところだったが、バスのダイヤを勘違いしていてタッチの差で14:46発の便に乗ることができなかった。このまま海岸沿いを歩いていってしまおう。道のり4kmくらいだから、1時間も歩けば着くだろう。

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かき氷のカンロ味って何だろう。

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途中、大洗ホテルの海側に大洗磯前神社の鳥居が岩礁に立ててあるところまで来た。

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ここから山側に向かうと大鳥居と石段がある。せっかくなので石段を登ってお参りしていこう。
境内には茅の輪があったのでくぐり、参拝してからあたりをうろうろ。さすがに絵馬はキャラクターのイラストが描かれたものが多数奉納されておりますな。写真は撮らずに見るだけにしておく。

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大洗磯前神社を後にし、海側の道路をあるいていると、かねふくの「めんたいパーク大洗」があった。製造工場であり、工場ラインが見学できるようになっており、そして直売所やフードコートもある。ここまで3kmくらい歩いているので、少し甘いものでも食べようとフードコートで頼んだのが明太ソフトクリーム(350円)である。見かけたら頼むしかない。

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味としては塩ソフトクリームのような甘さと塩っぱさが混じるのだが、最後に口の中に残る明太子の粒々感に慣れないまま食べ終わってしまった。フードコートには、ほかに「どこから食べても明太子たっぷりおにぎり(1個380円)」などがあった。この明太子は工場ラインでの作りたてを使っており、生明太子と焼き明太子のハーフ&ハーフもラインナップにあるようである。

めんたいパークから大洗フェリーターミナルまではあと少しである。大洗フェリーターミナルを通り過ぎて少し歩くと、毎年秋に開催されるあんこう祭のメイン会場である港中央公園と大洗マリンタワーがある。これから乗り込むフェリー「さんふらわあ ふらの」の全景を撮影するにはマリンタワーに上るのが良いだろう、ということでさっさと上る。何度かあんこう祭に来たことはあったが、マリンタワーに上るのは初めてであった。ガルパン喫茶はまた今度にしよう。

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大洗フェリーターミナルに16:45到着。駐車場の工事中なのか動線整備中なのか、フェリーターミナルへの歩行者ルートが多少遠回りを余儀なくされたが仕方ない。
乗船手続きをするには書面に手書きしてカウンターに持ち込むか、予約番号とアクセスキーを口頭でカウンターに伝えればよい。今回はアクセスキーを忘れてしまったので、乗船者氏名と申し込み時の連絡先電話番号を口頭で伝えることで乗船手続きを進めることができた。ここは次回に乗るときにはキチンと準備してくる必要があるな。
「乗船開始時間は18:00です、乗船終了時間は19:00なので、それまでに乗船を済ませてください」と言われ、その時間までは待合室で座って待つことにする。大型テレビでは大相撲の初場所をやっている。

17:50くらいに乗船開始のアナウンスが流れたのでいそいそと移動する。
今回はツーリストという一番安価な部屋である。「仲間同士や旅慣れた方に」という謳い文句だったが、今回は25人相部屋である。仕切りのカーテンがあるが、一人当たり「横60cmくらい×縦200cm超」のスペースなのでなかなかどうして狭いぞ。この部屋は3/4くらいの乗船率だった。少なくともどちらか隣にほかの乗客がいるような印象。

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部屋の位置は船の真ん中であり、窓は無い。大型テレビが1台あり、船内Wi-Fiは飛んでいるようだ。1回のWi-Fi接続手続きにつき、1時間のWi-Fi利用ができるようだ。この部屋に18時間もいると気が滅入ってしまいそうだ。

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船内はロビーに自由に使えるソファが多数あり、就寝時間以外はだいたいそこに座って時間をつぶしていた。ロビーではDocomoの4Gアンテナが3本立つので、外部との通信はだいたいこれでできる。陸地のアンテナがずいぶん海上まで届くのだなと感心していたのだが、船内を観察しているとリピーターアンテナが800MHz帯/2GHz帯それぞれ1台ずつ設置されており、船上にもそれぞれ1本ずつアンテナがあったので、実際に通信ができる仕組みがなんとなく理解できた。auSoftbankのアンテナは無かったように見えるので、通信できたのはDocomoだけかもしれない。

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出向直前の大洗フェリーターミナルを撮っておこう。

GPS情報を頼りに洋上の現在位置を都度確認してみたりする。基本的に陸地からそれほど離れずに北上している。大洗~苫小牧だとほぼ直線移動で、最短移動できる航路がそうなるのも頷ける。

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食事は船内のレストランにてビュッフェ形式で提供される。部屋のランクによって無償提供となるか有償提供となるかが変わる。有償の場合は、夕食1,900円、朝食1,050円、昼食800円。そのほか、夕食朝食セット券が2,400円、朝食昼食セットが1,550円で販売されている。持ち込み食料や空腹度によってどれを買うかを決めればよい。
ツーリスト部屋の乗船者の中にはカップラーメンを食べていた人もいたので、給湯室でお湯を手に入れたりするのだろう。
今回は3食ともレストランで摂ったのだが、至ってふつうのビュッフェでよい。

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また、船内には共同浴場がある。深夜帯は閉鎖されているが、夕方~夜間帯と、翌朝~到着まで何度でも利用することができる。部屋のランクによって、バスタオルが無償貸与されるが、受付にて有償貸与を受けることもできる(数に限りがある)。シャンプーやボディソープは備え付けのものがあるようで、汗を流すことができる。
今回はバスタオルの有償貸与の仕組みを知らず、私物タオルの持ち込みもしなかったため、風呂に入ることができず。下調べが重要だということだ。あるいは次回から上のランクの部屋を借りるか思案のしどころだ。