5回(日)ぶんの最後の1回分を使って、青春18きっぷを使って北上から東京まで戻る日。
在来線のダイヤを時刻表で追ってみると、どこかしらで1回、1時間弱の待ち時間が発生する。昔はもうすこしきれいに乗り継ぎがつながった気がしたんだけどな、などと思いつつ、北上→一ノ関を新幹線ワープすることにした。こうすることで、一ノ関駅以南の列車乗り継ぎがスムーズになる。
一ノ関駅では、新幹線改札口で係員通路を通り、そこで新幹線の乗車券+自由席特急券を回収してもらいつつ、青春18きっぷにスタンプを入鋏してもらうことができた。スタンプの印影に、新幹線改札口である" (幹) "が含まれているのはちょっとだけ珍しいかもしれない。
仙台駅で乗り換えた列車から混んできて、どんな席でもよいから確保して座っていくことが重要になってくる。4人ボックスシートを相席で座るのもやむなしである。向かいに座っていたおじさんは仙台駅から座っていたのだが、途中で睡眠に入ってしまった。そのまま列車は白石駅に到着したが起きる気配がない。次に乗り換える列車は同じホームの向かい側に待機しており、乗り換えた後もおじさんはまだボックスシートで眠ったままのように見えた。折り返しで仙台行きになった列車が先に発車してしまったが、おじさんは最終的にどこまで行ってしまったのだろうか。
福島駅で乗り換えた列車は郡山行きで、郡山から乗り継ぐ新白河行きは発車まで25分くらいある。自分の荷物でロングシートの1席ぶんを確保してから、いったん改札を抜け、駅ビルで昼食のパン類やおみやげ物を買ってから列車に戻ったりするのはすっかり慣れっこだ。
新白河駅で乗り換えた黒磯行きは、東北本線において珍しいディーゼル車だ。黒磯駅構内のデッドセクションが移動したことに伴い、黒磯駅に(新白河方面から)進入することができる電車は交直流両対応車両(4xx系、5xx系、6xx系)だけになってしまった。あるいは、架線から電気を取らないディーゼル車だ。急にディーゼル2両になったので混雑度がいっきに上がる。