beatorajaでINFINITASコントローラを2台(DP)認識させる

左手強化のために自作BMSを作って動作する環境を作る一環として、まずコントローラ認識にハマったので

ポイント

  • メイン画面の 6 キー(キーアサイン)で、<-- 14 KEYS --> を選んだら
  • いったん beatoraja を再起動して、configuration の Input タブで 14 KEYS に選択されたゲームコントローラの名前が表示されていることを確認してから
    • 改めてメイン画面の 6 キー(キーアサイン)でボタンをアサインしていく

発端

ほかにも困っているひとを見かけた

ネットに先達を求めて

mirais-station.hatenablog.com

専用コントローラーが動かねぇ!!
設定をちゃんとしてあげましょう。

この問題、特にPHOENIXWANやINFINITASコントローラーで起きがちです。

これらのコントローラーを使用する*7場合、設定→Inputタブから、使いたいコントローラーの「アナログスクラッチ」の項目をオンにしましょう。

直接の回答ではないが有用な情報な気がする。

当PC環境

コントロール パネル > ハードウェアとサウンド > デバイスとプリンターから見ると「beatmania IIDX controller Entry Model」のアイコンが 2 つある

レジストリに登録されているEntry Modelのゲームコントローラ名を変える

見やすさのために regedit を使う(レジストリの変更に慣れてない場合はスキップしてよい

変更の手順は下記サイトを参考にした(再掲)

mirais-station.hatenablog.com

どちらかの「beatmania IIDX controller Entry Model」を右クリックして「プロパティ(R)」

「ハードウェア」タブの「HID 準拠ゲーム コントローラー」をクリックしてから「プロパティ(R)」

「詳細」タブの「プロパティ(P)」に "ハードウェア ID" を選択すると、値(V) が表示される

ここで、"HID¥VID_xxxx&PID_yyyy" のような値をメモしておく

レジストリエディタを起動して、以下のツリーを辿る

  • コンピューター
    • HKEY_CURRENT_USER
      • System
        • CurrentControlSet
          • Control
            • MediaProperties
              • PrivateProperties
                • Joystick
                  • OEM
                    • HID¥VID_xxxx&PID_yyyy (先ほどメモした値)

この画像はOEMNameの値が変更された後のものだが、当初は「2 軸 16 ボタン ジョイスティック」という値が設定されている。ここに ASCII 文字以外が含まれていると、beatoraja の configuration ウィンドウやゲーム内でのコントローラ文字列が「文字化け」するようだ。

名前「OEMName」部分をダブルクリックすると、

値のデータを変更できるので、よさげに変更して「OK」ボタンをクリック

beatoraja v0.8.6 展開直後のファイル

C:\Games\beatoraja 配下に展開した状態。このフォルダに beatoraja.exe がある

下記サイトに従って、GENOSIDE -BMS StarterPackage- を用意する

www.ukitouchtypist.org

nekokan.dyndns.info

beatoraja.exe 初回起動時の configuration

「リソース」タブ

「+」ボタンをクリックして、GENOSIDE-BMS_StarterPackage- を展開したフォルダーをクリックして「フォルダーの選択」ボタンをクリック

BMS Path にフォルダが追加されていることを確認

下の「楽曲読み込み」ボタンを念のためクリック

「Input」タブ

MODE「7KEYS」を選択して、「アナログスクラッチ」をチェックする
この時点では「アナログスクラッチ」のチェックボックス左にゲームコントローラ名が表示されていない

MODE「14KEYS」を選択して、「アナログスクラッチ」をチェックする

スクロールバーをクリックして、2P の「アナログスクラッチ」もチェックする


左下の「起動」ボタンをクリック

「GENOSIDE-BMS_StarterPackage-」フォルダが表示されていることを確認

キーアサイン画面に移動

MUSIC SELECT 画面でキーボードの 6 キーを押す

キーボードの矢印キー左右「←」「→」を押して、" <-- 7 KEYS --> " を表示する
キーボードの 2 キーを何度か押して、Entry Model ゲームコントローラ名を表示させる

キーボードの矢印キー左右「←」「→」を押して、" <-- 14 KEYS --> " を表示する

キーボードの 1 キーを何度か押して、"2dx dp" を表示させる
キーボードの 2 キーを何度か押して、Entry Model ゲームコントローラ名を表示させる
キーボードの 3 キーを何度か押して、Entry Model ゲームコントローラ名を表示させる
ここで、「Controller Device 1」と「Controller Device 2」は異なるゲームコントローラ名になっていることを確認する


ESC キーを押して beatoraja を終了して、もう一度 beatoraja を起動する

Input タブ

MODE「7KEYS」「14KEYS」ともに「アナログスクラッチ」のチェックボックス左にゲームコントローラ名が表示されている

「起動」ボタンをクリック

いよいよキーアサイ

MUSIC SELECT画面でキーボードの 6 キーを押す

7 KEYS

カーソル「←」「→」で " <-- 7 KEYS --> " を選ぶ


  • カーソル「↑」「↓」で KEY を選択(青背景)
  • Enter を押すと青背景が赤背景になる
  • アサインしたいEntry Modelのボタンを押す(BUTTON 1などと表示され、赤背景が青背景に戻る)

これをすべての KEY に対して繰り返す

14 KEYS

カーソル「←」「→」で " <-- 14 KEYS --> " を選ぶ


  • カーソル「↑」「↓」で KEY を選択(青背景)
  • Enter を押すと青背景が赤背景になる
  • アサインしたいEntry Modelのボタンを押す(BUTTON 1などと表示され、赤背景が青背景に戻る)

設定が終わったらテストプレイしましょう

それでは良い beatoraja ライフを!