お一人様用こたつを買った

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秋葉原Androidタブレット端末を買おうかどうか悩んでいたら、サンコーレアモノショップの店頭に在庫10個くらい並んでた。6,980円の10%引きで、売値6,280円だったので買った。

そもそもこの商品を知ったのは、去年の11月24日にTXのモーニングサテライトで紹介されていたことだ。その日はそのままシゴト行って、ふと公式サイトを見たら通販在庫がゼロになっていて(予約注文扱いになっていた)、半ば諦めていたのだった。

だいたい膝丈くらいまでの寝袋と、前面が胸のあたりまである作りで、この前面に両手の手首を入れられる。電熱線の設定温度を35~60℃で5℃刻みで設定できるが、低温やけどを気にしてあまり高い温度に設定できない。
あと消費電力が36W(公称)で、エアコンなどと比べて相当安上がりになりそう。

使ってみての感想は、足が温かくなるので底冷えすることがなくなるのは良い。エアコンがない部屋でもパソコンで作業ができる。もちろん一番寒いのは両足の太ももなので、さらに着る毛布などで重ね着すればいいのかもしれない。なお、いまの室温がだいたい8℃くらい。

(いまこうやって思い返してみると、もしかしたら紹介されていた当日に店頭に行ったら在庫あったんじゃないか?)

フェリー経由帰省6日目

6日目 (2018-01-20 Sa.)

関東に戻る日。
乗車券は「苫小牧→東京(都区内)」で買っているため、青森駅区間外だ。青森→新青森の乗車券190円を買って普通列車に乗るのが一般的だが、今回はマエダシャトルバスを使う。
JR青森駅前から日中帯に1時間1本あり、片道100円で乗ることができる。マエダガーラモールは新青森駅から徒歩20分程度で着くので、天候が良ければちょっとした運動にもなる。

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世知辛いのう。

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ニューカツサンドが200円とか、20年で2倍近くになってる。すごい。

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今日の昼めし。

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新青森12時台の新幹線に乗り、盛岡でやまびこに乗り換えて大宮へ向かう。
はやぶさ」で新青森~東京の全区間を乗り通すのと比べて、特急料金が1,200円くらい安くなる。内訳は、新青森~大宮と新青森~東京の差額が700円くらい、盛岡~大宮のはやぶさ加算料金が500円くらい。所要時間は1時間ちょっと多くかかるけど、帰京に急ぐ理由もさほどない。新幹線ラッチ内の同方向乗り継ぎなので、特急料金は通算できる。
えきねっとでこのような新幹線特急券の手配の仕方がようやく分かった。これでわざわざ窓口に行く必要がなくなる。この辺の研究もしておきたいとは思う。PCモードとスマートフォンモードで動きが違う(メニュー2表示される項目が異なる)のは、ちょっと恣意的な誘導の意図があるのではないかという邪推。
(たとえば秋田~盛岡の特定特急券(立席)が買えずに必ず指定席扱いになるとか)
そんなこんなで6日ぶりの我が家に着いた。お疲れさまだ。

フェリー経由帰省5日目

5日目 (2018-01-19 Fr.)

津軽鉄道を乗りに行こう。せっかくだからストーブ列車も乗ろう。
JR東日本秋田支社の青森県奥羽本線沿線中心に発売されている「津軽フリーパス」を使って移動する。「津軽フリーパス」は、JR(青森~碇ヶ関、川部~五所川原)の普通列車弘南鉄道全線、津軽鉄道(ストーブ列車を除く五所川原~金木)、弘南バスの指定路線が2日間乗り放題になる企画きっぷだ。
青森~新青森を除く特急つがるや、津軽鉄道のストーブ列車利用には(乗車券部分としても)使えないことが注意点だろう。
五能線津軽鉄道も、運行本数がまあまあ少ない。列車の相互接続もそれほど良くない。そのため、うまく乗り継げるダイヤは限られている。検討した結果、今回はリゾートしらかみ2号とストーブ列車(151列車)を使うことにした。リゾートしらかみは全席指定の快速列車で、「津軽フリーパス」のほかに指定席券を買えば使うことができる。五能線は全線乗ればそれはそれで面白いのだが、今回は川部~五所川原だけの利用となった。この区間では地元の語り部津軽弁で話す昔話を2編聞くことができた。車内マイクで全車両に流れるので、イベントスペースまで行かずともよいし、イベントスペースに出向いて近くで聞いてもよい。

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津軽鉄道のストーブ列車では、アテンダントからするめいかを買うと車内のストーブで炙ってくれるサービスがある。車両は古い時代からのものでメンテナンスしながら運行しているとはいえ、窓のすきま風はいつでも感じられる。そのためストーブから離れた座席に座ってしまうとそれなりに寒い。

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五所川原からの乗客は半数以上が金木で下車していったので、ストーブの近くに移動することができたりした。

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本州最北になったのは、下北交通大畑線が廃線になったからだね。

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終点の津軽中里駅は、ビッグコミックオリジナルで連載されていた「ちゃぺ!」のモデルになっている。あの頃と比べると駅隣接の売店的なものも縮小しているように見える。

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また、駅前からは、北海道新幹線奥津軽いまべつ駅までの路線バスが運行開始されている。少し興味はあったが、今日は乗ってきた列車でそのまま折り返すことにする。

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今日のストーブ列車は、機関車がメンテナンスに入っていたため、気動車+ストーブ車両+気動車の編成で運行されていた。津軽中里方の気動車は団体客専用ということで締め切られていた。ツアーバスで途中から乗ってくる団体客がそちらの車両を使うらしい。ストーブ車両に乗車する場合は「ストーブ車両券」が乗車券のほかに必要だが、気動車に乗っている分には乗車券だけでよい仕組みになっている。途中、金木で下車して斜陽館などを見学しても良かったが、もっと暖かい時期にしよう。

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鉄道むすめはどこにでもいるよな。

五所川原に戻ってからは、市内循環バスで「エルムの街」ショッピングモールへ向かい、昼食を摂る。ゆっくりしてたら五能線の川部方面が2時間くらい運行されない時間帯になりそうだったので、急いで五所川原駅に戻ってくる。

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ゴニンカンはこのあたりで脈々と息づく遊びなので、世界選手権を名乗ってもいいのだ。

弘前の駅前をすこし散歩してから青森市内へ戻る。この日は降雪という天気ではなかったが、冷え込みが強い日だったので、外を歩くのも少し躊躇するくらいだった。
青森古川の市場で、ホッケのくんせいを探す。子供の頃からなぜか好きな食べ物であるが、関東に来てから見かけた記憶がない。午後5時を過ぎた頃には、市場の店はほとんど閉めていたが、乾物専門の店の人に話を聞いたところ、今年の「ホッケのくんせい」は味が例年ほど良くないので作っていないという。そういうこともあるのか。

フェリー経由帰省4日目

4日目 (2018-01-18 Thu.)

RAB(青森放送)の本社にラッピングをしているというので見に行く。

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これは、あれだな、県立美術館にラッピングされてるのとたぶん同じやつだな。

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故障した蛍光灯の取り替えのため、電気屋まで移動してペンダントごと買う。目的の品物は在庫1となっているが、倉庫に見つからないというトラブルもあったものの、最終的には展示品を割引してもらって入手。外が暗くなる前に設置完了して、通電試験しないと大変だ。
いま新しく電灯を買うとLED式だった。蛍光管だけ取り替える式ではなく、LED部分は取り替え不可という方式だ。これで当面10年くらい保ってくれれば、そのころにはまた新しい技術あるいは長寿命化/安定化したものが出てくるかもしれない。結論としては、以前の蛍光灯よりかなり明るくなったのだった。

青森市は北国で豪雪地帯だが、今週は道路に雪がない。だったら親の買い物の手伝いにカーシェア借りて大きめな荷物を持って移動するのが楽だったというオチである。

おまけ

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あっ、久住さんだ!

フェリー経由帰省3日目

3日目 (2018-01-17 We.)


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市内の三内丸山遺跡のそばにある青森県立美術館に行く。目的は特別展の「蒼樹うめ展in青森」だ。かつて東京の上野で開催されたときは大混雑で、土曜日に2時間待ちしてようやく入ったはいいがゆっくり見られなかった記憶があるよ。
界隈では「ひだまりスケッチ」や「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラデザなどで知られているが、一般の多数層には浸透していないだろうということで、当初一人で向かおうとしていた。しかし実家の親に県立美術館の話をしたところ「あおきうめでしょ」と予想外の答えが返ってきた。なぜ知っている?
今回、地元のTV放送局である「青森放送(RAB)」と東京の新聞社との共催で開催された「蒼樹うめ展」なので、テレビの露出がすごいといことだった。RAB本社にQBのラッピング広告をしてみたり、開催前日の夕方情報番組に蒼樹うめ本人を出演させたり、1日何回か放送される5分枠の天気予報に毎日のように「蒼樹うめ展開催中」のテロップを出したり、ふつうにTVCM枠で何度も何度も流れたのだそうだ。そりゃ刷り込まれるわけだ(実際に行くとは限らないだろうが)。耳から聞いているため、「あおきうめ」という名前は理解しているが、漢字を含めた書き方はよく分からなかったということだろう。
入場料は、常設展示部分が510円、特別展示(蒼樹うめ展)が1,300円。

おいしいものは後にするとして、まずは常設展から見ていくことにしましょう。入り口にはシャガールのバレエ「アレコ」舞台背景画3点(全4点)がまず飾られている。調べてみると「平成6年に取得」とあるので買ったのだろう。あとは県人の作品を主に据えており、木工版画家である棟方志考、現代画家の奈良美智あたりは知っていた。

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次は特別展示の蒼樹うめ展を見ていく。東京上野開催時には混みすぎて借りられなかった音声解説(阿澄佳奈悠木碧蒼樹うめの3人)の端末も借りて聞くことにする。音声のボリュームが大きくて、少し耳から離しながら聞いていると、周りの鑑賞者にも聞こえてしまうという構造的欠陥がある。イヤホン端末があったかどうかは確認しなかった。序盤の解説トラックが割と長めでかつ聴取ポイントも近くにまとまっているので、序盤聞きながら進むと序盤に滞留しがちになる。上野の序盤の混雑もこれが原因なのではないかと数年越しに理解した。解説トラックは、いわゆるアニラジやWebラジオ的な感覚で聞くことができて、いいものだった。

撮影していいゾーンの写真を撮りまくる。

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東京上野開催時との違いは、その時「以降」の作品が最後のコーナーにまとめて展示されていることだ。毎年ゴールデンウィークに開催されている絵師100人展の6回7回作品や、マギアレコードの提供画などが追加されている。
あと、最後の物販コーナーでは、地方開催ごとに新しく作られるグッズがある。大阪ではたこ焼きモチーフ、新潟では稲・米モチーフ、青森ではりんごモチーフで、ミニ複製色紙とミニタオルがあったはず。りんごと佐倉杏子の相性は強いので、一筆箋が杏子イラストだったのだな。新潟と大阪は誰かをフィーチャーしたのだろうか?
そんな平日の美術館は空いてて静かでいい環境だった。